【手原和憲68m】ピンチキッカー、ベンチウォーマーのあらすじ!

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現在、週刊スピリッツで『夕空のクライフイズム』を連載中の手原和憲先生が、

単行本で高校サッカー短編集『68m』を出版しています。

今回は、短編の中で「ピンチキッカー」と「ベンチウォーマー」のあらすじを

書いてみました。写真のゾラ選手は、「ピンチキッカー」と関係があります。

ネタバレも含んでいますので、ご注意下さいね。

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「ピンチキッカー」あらすじ

川又第二高校の「タカ」と「ユージ」は高校3年生。

高校生最後の大会が、あと2ヶ月後に迫っていた。

「タカ」について

キャプテンで、ポジションはFW。

体格を生かしたポストプレーとヘディングが得意。

高校生にしてすでにちょっと「M字」になってきているので、将来は「ギグス」や

「サビチェビッチ」のようなカッコいいM字男になりたいと思っている。

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↑「ライアン・ギグス」

「ユージ」について

スピードと得点感覚に優れたFW。アダ名は「川又二高のピッポ」

マネージャーの「レイナ」に事あるごとに告白するが、いつも速攻でフラレている。

※ピッポ:元イタリア代表FW「フィリッポ・インザーギ」。ゴールとガールにどん欲。

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↑「フィリッポ・インザーギ」

「タカ」と「ユージ」は中学からコンビを組んでいて、揃って川又二高へ入学。

2人とも1年からレギュラーで活躍し、県大会でいきなりベスト8へ。

「来年は国立!」周りの期待は高まっていた。

しかし、ユージはその後、足首をケガしてしまう。

ユージのケガはなかなか治らなかったが、半年後に何とか復帰。

しかし、復帰後の練習で、再びケガを再発させてしまった。

医者から許可が出ていなかったのに、焦ってしまったが故の再発だった。

最後の大会を2ヶ月後に控える今も、ユージは試合に出られていなかった。

ユージは何とか試合に出る方法をタカに相談する。

その時、タカから「野球なら代打とかあるんだけどなぁ」という言葉が。

「それだ!!」

ユージはそれをヒントに「代打」、つまり途中交代で「フリーキッカー」として

試合に出場することを目指すことになった。

ユージはそれから毎日毎日、フリーキックの練習に励んだ。

しかし、なかなか上達しない。そこで、フリーキックの名手のDVDを見て勉強することに。

そこで目に止まったのが「ジャンフランコ・ゾラ」であった。

「ジャンフランコ・ゾラ」

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セリエAの「ナポリ」や、プレミアリーグの「チェルシー」で活躍。

イタリア代表では「ロベルト・バッジョ」がいた為、脚光を浴びることは少なかった。

名言:「PKよりフリーキックの方が簡単だ」

ユージは、ゾラの「斬るような」蹴り方に注目し、さらに練習に励んだが、

決まる確率はせいぜい2割。

タカは、そんなユージを見て、もう試合には間に合わないだろうし、

ケガのことも心配で、練習をやめさせようとする。

ただ、ユージもそんなタカの様子には気づいていて「そろそろ潮時かな」と思っていた。

散らかったボールを片付けるユージとタカ。

ユージはボールをカゴに持っていくのが面倒で、カゴを目標に何気なくボールを蹴った。

しかしこの時、ユージは「斬るような」蹴り方のコツを掴んだ!

そして、ユージはさらにフリーキックの練習に励むようになる。

それは、最後の大会が始まる2週間前のことだった。

タカとユージの最後の大会が始まった。

川又二高は順調に勝ち上がり、ベスト16へ。

しかし、次の試合は県内屈指の強豪で、勝ち目は薄い。

ここまでにユージの出番は、まだ無かった。

大一番の前、タカはユージに、大学に行ったらサッカーをやるのか尋ねる。

ユージはこの大会で、サッカーをやめるつもりだった。

逆にユージは、タカにこの大会でどこまで行けば、自信を持って大学に行けるか尋ねる。

タカは、1年の時のベスト8を超えて、ベスト4行けたらと答えた。

ユージ「俺の役目は、お前をそこまで連れて行くことだな」

タカ「やるからには、まだまだ先を目指すぞ。俺が国立連れてってやるよ」

ベスト8をかけた大一番が始まった。

が、その試合の後半残り10分、川又二高は先制点を奪われてしまう・・・。

そこで、川又二高は最後の手段に出た!

タカ「いくぞテメーら!プランDだ!」 

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↑「D」=「ダイブ」・・・わざとコケて相手のファウルを誘う行為です。

※写真はイメージです。

わざとコケるのがバレバレで、早速イエローカードをもらうタカ(笑)

チームみんなでダイブしまくるが、なかなかファウルがもらえない。

そんなことをしていると、相手チームの1人が

「今だったら何しても大丈夫だな!ムフフフ・・・」

ということで、ゴール前でタカにタックル!

「ピーーーーッ!!」

フエが鳴り、審判が胸ポケットに手を伸ばす。

出されたカードは「イエローカード」

カードは、タカにタックルした相手チームの選手に対するものだった。

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※写真はイメージです。

ユージがフリーキックを蹴る為、2年ぶりにピッチに姿を表す。

ユージはタカに「壁の一番右」に入ってくれと指示を出す。

タカは「自分が壁を左に押して」スペースが出来た右をユージが狙うと考えた。

また、相手チームのキーパーもそれを察知し、壁を左に寄せ始める。

しかし、ユージは初めから左を狙うつもりだった。

タカが壁を左に押すことで壁のすき間がなくなり、キーパーからボールが見えづらくなる。

全てはユージの計算通りだった。

審判のフエが鳴り、ユージはゴール左を狙ってフリーキックを放つ!

「斬るように」蹴ったボールは壁の上を超えて、ゴールに向かっていく!

キーパーは逆を突かれ、ボールに届かない!

ボールの行方は果たして!?

「ピンチキッカー」まとめ

いかがでしたでしょうか?

興味を持って頂けた方は、ぜひ単行本を読んでみてください!

右から2人目が、マネージャーの「レイナ」です。

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今回のあらすじでは、ほどんど登場させられなかったレイナちゃんですが、

実際はユージとの掛け合いで大活躍しています!

また、今回の記事では紹介できなかった3つの短編である「ウノ・ゼロ」

「68m」「老牛」のあらすじはこちらです。

【手原和憲68m】ウノ・ゼロ、68m、老牛のあらすじ!

では「ベンチウォーマー」のあらすじをどうぞ!

「ベンチウォーマー」あらすじ

シンヤは高校2年生。

サッカー強豪校の控えゴールキーパー。

持ち味はリスクを恐れない、積極果敢な飛び出し

正ゴールキーパーは、シンヤと同級生のクボ。

持ち味はゴール前にどっしり構える、抜群の安定感

シンヤは、全く異なるタイプのクボを苦々しく思いながらも、

その実力は認めざるを得ず、ベンチを温める日々を送っていた。

そんな中、クボの大活躍により、チームは全国大会へ出場。

クボは大会屈指のゴールキーパーとして、注目される存在だった。

しかし迎えた初戦、クボの凡ミスから失点し、チームは大敗してしまう。

大会後、クボはすっかり自信を失って精彩を欠き、シンヤにスタメンのチャンスが回ってくる。

その試合で、コーチから評価を得たシンヤ。

そしてクボは密かに、ベンチウォーマーの頃のシンヤの実力を認めていた。

しかしシンヤは自分のプレーに納得がいかず、今まで以上に練習に励むようになる。

そして、正ゴールキーパーのポジションを不動のものにしていく。

その後も、クボはかつての自信を取り戻せなかった。

さすがのシンヤも、そんなクボを気がかりに思い始めていた。

そして迎えたリーグ戦。

シンヤの軽いケガの為、クボが久しぶりのスタメンで試合に臨むことになった。

自信の無さから、クボは開始早々失点を許してしまう。

その時シンヤは・・・?

「ベンチウォーマー」まとめ

いかがでしたでしょうか?左から3番目が「クボ」です。

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性格もタイプも全く異なる2人のゴールキーパー。

お互いに実力は認めているが、口に出すことはしない。

そんな2人の友情?というのかわからないビミョーな関係が、絶妙に描かれています。

話のところどころに手原先生のギャグが散りばめられていて、それがまた良いです!

興味を持って頂けた方は、ぜひ単行本を買って読んでみてくださいね!

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