「立体切り絵」と呼ばれる作品を制作されている濱直史さんが、
4月27日放送の『行列のできる法律相談所』に出演されます。
濱さんの作品の1つ『折鶴』がこちら。
※出典:濱さんの公式ホームページ「gallery」より
画面上で見るだけでも「ハ〜ッ」とため息が出るぐらい美しいです。
濱さんは、2014年5月に開かれるデザインフェスタ(デザフェス)にも
出展される予定で、濱さんの経歴やそちらの情報もまとめてみました。
経歴(プロフィール)
濱直史(はま なおふみ)さんは、1981年生まれです。
切り絵の制作をスタートされたのは、2011年からとのこと。
ただ、最初は次のような「平面」の切り絵だったそうです。
※出典:濱さんの公式ホームページ「gallery」より
こちらの切り絵は、兜の6つの丸を見ると、おそらく真田六文銭だと
思われますので、あの有名な真田幸村が題材なのではないでしょうか。
ちなみに濱さんは、現在長野県を拠点とされているとのこと。
真田氏が本拠とした上田城も長野県上田市にありますので、その辺りから
この作品は、現在の拠点に密着した作品と言えるかもしれません。
また、こちらの「ONE PIECE」の平面切り絵は、濱さんとは関係ないと思われますが
なかなか大掛かりですごかったので、参考として紹介しておきます。
行列のできる法律相談所に出演!
濱さんが出演される4月27日放送の『行列のできる法律相談所』では、
予告に「いったいどのように作るのか?」と書かれています。
予告からすると、立体切り絵の作り方について紹介があるのかもしれません。
ただ、以前にフジの「めざましテレビ」で濱さんの作品が紹介されたことが
あるそうですが、その時の紹介では「1つの作品を作るのに約1ヶ月必要」
ということが言われていたとか。
となると、行列の番組内で作品を制作するのは難しそうですね。
放送された内容については、番組終了後に何かしら追記する予定です。
番組内容の追記
番組内で立体切り絵の制作はありませんでしたが、中が空洞になっている
「桜もち」の立体切り絵の作り方の手順が紹介されていました。
①:発泡スチロールを削って、作品の型を作る
②:手順①で作った型を、伝熱カッターで細かく切り分ける(手順⑤の為)
③:水に浸した和紙を型に貼り付ける
④:カッターで、模様になる部分の和紙を切り取っていく
⑤:最後に、細かく切り分けた型を抜き取る
②で発泡スチロールの型を細かく切り分けておくことで、切り取った和紙の
すき間から、型を抜き出すことができるということですね。
また、冒頭の写真の「折り鶴」のようなタイプは、桜もちのように型を
使うのではなく、折り紙に模様をつけてから、それを折って作るそうです。
濱さんは「誰も表現したことがないような作品を作りたい」ということで、
立体切り絵を始められたとのこと。
製作期間の話も出ましたが、濱さんの公式ホームページに掲載されている
「金魚」は2ヶ月かかったそうです。
また、こちらもホームページに掲載されている「すずらん」は、見た感じ
1枚の紙に見えないのですが、1枚の紙で全てつながっているそうですね。
具体的な製作期間は出ませんでしたが、これが1番時間がかかったとのこと。
ちなみに、濱さんは制作された作品を「売っていない」とのことでした。
その理由は「値段を付けたくない」「1点もので、まだ手放す気になれない」
ですので、濱さんは飲食店でバイトをしながら、制作をされているそうです。
「作りたくて作っている」と濱さんは語っていましたので、作品への愛着が
とても強いのではないでしょうか。
あと、濱さんは美術の勉強はしておらず「独学」とのことでした。
番組では最後に、こんな作品も紹介されていましたね。
濱さんを紹介した「プレゼン王・世界の渡部」こと渡部建さんの切り絵(笑)
これを作るのに、濱さんは3日間徹夜をされたとのこと。いい人です。
番組での受け答えを見ていても、とても感じの良さそうな方でした。
記事の途中ですが、濱さんと同じ日に『行列のできる法律相談所』に出演される、
テレ朝竹内由恵アナの弟「竹内太郎」さんについての記事も紹介しておきます。
→竹内太郎は姉の竹内由恵似?中山絵梨奈が彼女の真相は?行列に出演
濱さんの作品について
こちらについては、先程立体切り絵を1つ、平面切り絵を1つ紹介させて
頂きましたが、濱さんのホームページでは、たくさんのすばらしい作品が
紹介されています。
濱さんの公式ホームページはこちら。
→ http://naofumihama.com/index.html
リンク先の「gallery」に、濱さんの作品の画像が並んでいますので、
興味のある方は、ぜひご覧ください。
個人的には、緑色の「すずらん」が1番のお気に入りです。
『デザインフェスタ』にも出展されます!
画像だけでは物足りない!という方は、濱さんが5月に行われる
デザインフェスタ(略称はデザフェス)に作品を出展されるそうなので、
そちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
デザインフェスタとは、1994年から始まったアジア最大級の国際的な
アートのイベントとして有名で、オリジナルの作品であれば「審査なし」で
誰でも参加できるイベントなんですね。
その為、参加するアーティスト数も1万名を超えるという大規模なものです。
デザインフェスタの公式ページはこちら → http://designfesta.com/
また、デザインフェスタがどのようなイベントなのか、昨年の会場の様子が
映っている公式動画がありましたので、紹介しておきます。
会場やアクセスなどの「基本情報」は、以下の通りです。
・会場:東京ビッグサイト西ホール全館
・アクセス(最寄り):ゆりかもめの「国際展示場正門」駅から徒歩3分
(アクセスについては、公式ページに詳細があります)
・開催時間:11:00〜19:00
・チケット(前売):800円(1日券)/1500円(両日券)
・チケット(当日):1000円(1日券)/1800円(両日券)
※当日券は売り切れることはないとのことですので、その点は心配不要です。
濱さんは、このデザインフェスタに17日、18日共に参加されるそうで、
ブースNoは「E-369」という情報がありました。
(公式ページトップの出展者紹介>「濱直史」でキーワード検索で表示)
作品を見たり、番組を見て気になった方は、デザフェスもぜひどうぞ!