羽田圭介の次回作は?テレビ出演を繰り返す真意&次々作との関係も

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羽田圭介さんのプロフィールはこちら

⇒ Wikipedia(羽田圭介)

今回の記事は、12/20放送の「情熱大陸」に出演した羽田圭介さん。

最近テレビに出過ぎなイメージのある羽田さんですが、それには明確な理由がありまして。

それは、ただ単純に「金を稼ぐ」だけではない、非常に納得できる理由でした。

その他、気になる芥川賞作品の次回作、そしてその次の作品についてもちょっとだけ書いてあります。

では、知り合いがまとめてくれた番組内容をどうぞ!

だから僕も芥川賞とったんだってばぁ~!!

ピース又吉の「火花」の受賞で注目された、今年の芥川賞受賞。

同時に「スクラップ・アンド・ビルド」で受賞したのが羽田圭介さん。30歳。

芸人の受賞の話題性が大きすぎて、存在感が薄れるのが常ですが、羽田さんは違います。

会見中にスマホのカメラで記者を撮影したり、バラエティ番組には自分の本の表紙がプリントされたTシャツを着て出演してアピールしたり。

大胆な行動で注目され、受賞から5ヶ月で90本を越えるテレビ番組に出演。

「便乗できて本が売れるんだったら、もうそれは良いことしかない」

ついには、書店の又吉の火花の隣に置かれた自身の本に「だから僕も芥川賞とったんだってばぁ~!!」というポップを直筆で書いてつけるという荒業!

すべては本の宣伝のため。

2003年、17歳の時「黒冷水」で文藝賞を受賞し、それから小説を書き続けて12年。

いくら書いても書店に本が置かれなかった不遇の時代が長く続きました。

「生活に困って書きたくないものを書きたくない。そのためにはある程度貯金がいるので」

今のうちに稼いでおく。本が売れるように宣伝する。

明快な答えを胸に、求められれば彼はテレビやメディアに出続けているのです。

究極の「じゃない方」!

可哀想に、と世間に思われるのを逆手にとっているのは、福山雅治とかぶり婚だったことを完全にネタにして笑いをとった千原ジュニアに通じるものがあります。

彼はお笑い芸人なので当然ですが、羽田さんは小説家で、そこまで自分の見せ方を知っているというのが秀逸。

「だから僕も芥川賞とったんだってばぁ~!!」のポップは、書店で見つけたら絶対「火花」より羽田さんの本の方を手にとってしまうでしょう。

自分が書きたいものを書く資金を得るために、逆境すらも利用する。

本当の貧乏を経験して這い上がってきた人だからこその、底力ですね。

急増するにわかファン!差し入れに来るけど本は読んでいない?

露出が増えるにつれ、講演会は満席になり、目下若いファンが激増中。

180センチの長身と彫りの深いマスクを生かし、ついには女性誌「Oggi」のグラビア撮影もこなします。

ラジオの収録で向かったTBSの前で、待ち構えていたファンからプレゼントを渡されることも。

そんな中、ある講演会の後でも羽田さんに突然声をかけてくる女性の姿が。

テレビを見てファンになり、はるばる三重県から会いに来たそうです。

差し入れを渡しながら「最初は全然好きじゃなかったんですけど~」となかなかストレートな物言いのファン。

そして驚きの一言「小説は全然読んでません!」

「えっ?」これには呆れ気味の羽田さん。

「ちょっと、お願いしますよ~」と言うと「火花は読みました!」

最近はこんなことが珍しくないそうです。

おいおい、それは一番言っちゃいけないセリフでしょう・・・

このファンと名乗る女性の空気の読めなさ、知性のかけらもない様子は何なんでしょう。

取材していたのがワイドショーだったら、もしかしてやらせ?と疑ったかもしれません(さすがに情熱大陸でそんなことはしないでしょうが)

どんなきっかけでもいいから、本を読んで欲しい。

その為に身を削って露出し続けているのに、その結果増えたのがこんなにわかファンだばかりだったら、羽田さんもやりきれないですね。

次回作で苦悩しつつも、思いは更にその次の作品へ

注目の次回作。

2年前から着手した「ゾンビと小説家たちのサバイバルゲーム」がテーマにした作品は、ほぼ書き上がっているそうです。

また、いきなり本の出版ではなく、まずは雑誌連載という形で少しずつ発表することに。

ただ、担当編集者から細かな修正が求められていました。

「もう少しスピード感を」「誰にでも通じるわかりやすさを」

でも、羽田さんが書きたいことと、編集者が望む読みやすさとの間には、埋めきれない溝がありました。

最初1300枚あった原稿も、あまり分厚くなると本が売れないこともあって800枚に。

ここまで削って物語がくっきりしたことはわかっているけれど、小説でしか表現できない「大切な余白」が目減りしたとも感じていました。

とにもかくにも、何度も何度も修正を重ね、ようやく連載1回目の原稿が完成!

でも、彼自身はもうその次の作品を構想していました。

今度はテレビの世界を題材にするのだとか。もらった番組台本がネタ元になります。

「テレビに出まくって、大御所の作家さんはいい顔しない。ひんしゅくを買った自分が書ける小説を、新鮮なうちに書いた方がいい」

小説家というのは、心のなかに湧き上がるものをとにかく書くことで吐き出さなければならない「業」のようなものがあるのでしょう。

だからこそ、こうしてテレビ業界を垣間見れたことも、人からのひんしゅくも、すべて小説の「ネタ」にしてしまう。

「火花」は読んでも「スクラップ・アンド・ビルド」は読んだことがなかった私。

がぜん、羽田圭介という人間が吐き出す思いがどんな形なのか、小説を一度読んでみたいと思った回でした。

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