町田徹「サヴォイ」コンシェルジュへの道のり&NOと言わない仕事ぶり

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今回の記事は、6/12放送の情熱大陸に出演した町田徹さん(Wikiはありませんが、記事の途中でプロフィールは少し出てきます)

自分には一生縁のない超高級ホテルで「チーフ・コンシェルジュ」を務められている方ですが、その仕事ぶりを見ていると、無理だと思いながらもそのおもてなしを受けてみたい。

そう思わせてくれる、町田さんの情熱大陸まとめをどうぞ。

超高級ホテル「ザ・サヴォイ」初の日本人コンシェルジュ!”NO”と言わない日本人

ロンドンを代表する超高級ホテル ザ・サヴォイ。

イギリスのロイヤルファミリーをはじめ、数えきれないセレブが、その品格を、そのサービスを、愛してきました。

ここで、チーフ・コンシェルジュを務めているのが、町田徹さん。40歳。

7人いるコンシェルジュのトップに立ち、ポーターやドアマンなど、総勢27人の部下を率いています。

世界のホテル文化を牽引してきたこの街で、日本人が老舗5つ星ホテルのコンシェルジュになったのは初めて。

ロンドンのベストコンシェルジュとして表彰されたこともあるのだとか。

欧米の一流ホテルでは、コンシェルジュは「ホテルの顔」と言われ、チケットの手配から道案内まで、あらゆる要望に応える仕事となっています。

ある時は、プロポーズに指輪が間に合わなかった男性客に、チョコレートの指輪を用意。

またある時は、人気の有名レストランを予約して欲しいと頼まれれば、直接お店に足を運び、直談判してでも席を確保する。

「不可能なんじゃないかなというリクエストをもらった時に、『任せて下さい』と言うことによって、ゲストからプレッシャーを取り除く。

コンシェルジュに任せておこうと思ってもらわなくてはいけない」

忘れられない思い出を演出する、”NO”と言わない日本人。それが町田さんです。

“NO”と言わない日本人、というのは、1989年にソニーの盛田会長と石原慎太郎さんが書いた『「NO」と言える日本』のアレンジですね。

貧乏人には想像もできない高級ホテルの世界。

設備が整っているとか部屋がゴージャスとか、それはもう当たり前の話。

自分が特別だと思える心地よさががあるから、次また泊まりたいと思える。

それを担っているのがコンシェルジュなんですね。

トイレ掃除から叩き上げてコンシェルジュに〜日本人であるハンデに奮起

海外ドラマを見て、コンシェルジュに憧れたという町田さん。

London

高校を卒業後、イギリスでホテルマネジメントを学んだそうです。

トイレ掃除を振り出しに、ポーター、ドアマンと叩き上げていき、持ち前の気転と努力が認められてコンシェルジュに抜擢。

27歳で夢が叶いました。

サヴォイに引きぬかれたのは2年前。

日本人だから、と陰口をささやかれ、昇進を見送られることも以前はあったそうです。

その度に、負けるものかと己を奮い立たせ、ここまで来ました。

町田さんにとって、家族と過ごす休日が貴重な息抜き。

子供は12歳の男の子と7歳の女の子。

かつてホテルで働いていた妻 裕子さんにとって、夫・徹さんとは。

「外で仕事してる時と正反対だと思います。

外ではお客さんやスタッフにすごく気を配って、アンテナを張りめぐらしてる感じ。

家では、色々やってくれますけど、アンテナは全部しまって、リラックス(笑)」

町田さん、日本人ということで昇進の壁があったりしたとは。

でもその状況に奮起したことが、彼の原動力になったのでしょうね。

ここまで仕事で気を遣ってる人は、家に帰ったら豹変して横暴になったりする?!

と思ったりしましたが、パパや夫の顔も、仕事中と同じくおだやかで優しそうで、安心しました。

VIPのおもてなしから家族のサプライズ演出まで〜リクエストには何としても応える

世界各地にビジネスを展開している大富豪とその家族、という常連のVIPが、一泊250万円する最高級ロイヤルスイートに宿泊することに。

調度や設備に問題がないか、事前にチェックするのもコンシェルジュの重要な仕事です。

空港で出迎えて彼等を車内に送り込むと、町田さんはタクシーでホテルに先回りして、あらためて出迎え。

ホテル内でゲストがエレベーターに乗るのを見送ると、ロイヤルスイートのある5階へ階段で先回りし、息を整えてまた出迎え。

ホテルの中を1日10キロ以上歩くことも珍しくないそうです。

チケットの手配を頼まれたものの、人気が高く、案の定売り切れ。それでも奥の手を使って、特別なルートで見事手配。

「彼らの欲しがっているモノを手に入れないと、他のホテルに行ってしまうので、

何かリクエストされた時には、何としても、できるかぎり手に入れられるようにしないと」

四日間の滞在でチェックアウトした大富豪一家は、帰り際、次の予約も入れてくれたそうです。

そんな常連VIPの対応ばかりではなく、例え初めての滞在であっても、宿泊客には最善を尽くすのが町田さん。

今度は、アメリカから来た夫婦に、ロンドンに留学中の娘とホテルのレストランで久々に会う時のサプライズを相談されました。

両親がソムリエとシェフに変装し、何も知らない娘を驚かせるという趣向を提案。

町田さんも立ち会う予定でしたが、いつにも増して忙しく次から次に相談が持ち込まれ、気がつけばもう決行の8時を回っていました。

サプライズは見事成功したとスタッフから報告を受け、一安心。

後でテーブルに挨拶に行き、家族から大いに感謝されていました。

この夜の出来事は、一家にとって、いつまでも語り継ぐ思い出になるのでは。

町田さんには、どんなやっかいな仕事にも、楽しみを見出す才能があるのかもしれません。

1泊250万の部屋に4泊したということは、一回の滞在が1000万!

しかも次の予約まで入れてくれるとあっては、この太い客を満足させるためには何でもしなくてはならないですね。

今までは、コンシェルジュというのは、あくまでホテル内でのクレーム対応や、道案内をするのが仕事だと思っていました。

でも、チケット手配だろうがサプライズ演出だろうが、どんなことをしてもお客様に満足してもらうことで、次の宿泊へつなげる。

そのことに喜びを見いだせる町田さんにとって、コンシェルジュという仕事は天職なんだろうなと思った回でした。

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